著者:NYK
執筆日:2018/6/21
この記事では、わずか半年の間に自分の資産を10分の1に減らす投資方法を書いていきます。仮に1000万円で投資を始めたならば、この方法を使えば半年で100万円に減らすことが可能かもしれません。FXや株式投資を対象に執筆していきます。
お金がありあまって仕方ない方は、この投資方法を試みるとたくさん資産を失うことができるかもしれません。逆に、お金を減らしたくない方はこの方法の逆をいけば減らないかもしれません。株式やFXにおけるその業とは!?
さっそく本題にはいりましょう!その損するメカニズムを心理状態を交えながら「お話し」風にまとめたものもございますのでお楽しみください。
①資金に余裕がなくても信用買い建てを長期間しましょう
信用買い建ては資金が少ないひとでも数倍の額の取引を行えるシステム。自分の現金等を担保にするわけで、金利も当然かかってくる。ひとつの銘柄に信用買い建てを少しだけ余裕を残して、今上昇傾向にある株に資金の大半をつぎ込みます。大半をつぎ込んだあと、株価が下がり始めました。
「損切り」という言葉が思い浮かんだが、一時的な下げでまた上がったら損+決済手数料分の損が発生してしまう。「よし、まだ余裕はあるし」と継続して様子をみます。
翌日は、窓を開けて下落しました。「窓開けたしすぐに窓閉めに向かうはずだ」と待ちます。次の日も下落しました。「たくさん下落してるしここらが底だろう」と追証まであと僅かながら、継続することを決意。
翌日から株価の下落は止まり、横ばい推移になりました。「よし下げ止まった」と思ったらその横ばい期間が3ヵ月も続きました。すると「金利もかかってるし、何ヵ月も投資してるんだから、ドカンと上げないと利確するのが勿体ない」となります。
購入価格と今の価格帯の半分まで値上がりしました。ここでも上記の心理が働きます。「長期間もっていたのにここで利確すれば損にかわりないじゃないか」と。その後株価は再度下げに転じ、上記心理の無限ループで追証を差し入れながら資産がどんどん減っていき、実にめでたいことになりました。
《POINT》信用買い建ては想定以上に資産が増えてしまう場合もあるので、そのリスクもしっかりと考慮しましょう。
②損切りは浅く設定しましょう
株の教科書的なものでもかならずといってでてくる「損切り」。株は買うときよりも売り時が難しいと言いますが、この損切りの設定も難しいのです。
損切りを行うにあたっては「ここで切るけれども、上がったら上がったで仕方ない。損失を拡大させるよりはマシ」という心理で行います。そういう風に教科書でも書かれているし、皆さんが推奨しているからです。でもその損切りの設定値を浅くすれば、あなたも「損切り貧乏」になれるチャンスかもしれません。
例えばこんな経験ありませんか?「株価の現在値が150円だとします。損切りを10%下の135円に設定しておきます。株価が下がってきて135円を割り込みました。すると、132円で底打ち反転上昇し結局170円で終えました。」
損切りは何%が浅いとか、深いとかそのような決まりはありません。個人によっても違います。しかし、逆指値をかられて上昇したという事実がある以上、その損切り設定は浅かったということになります。この浅い損切り設定を取引で繰り返していけば、どんどん資産を減少させることが可能です。素晴らしい手法です。
《POINT》損切りは場合によっては損失の拡大を防いでしまう場合があり、思うように資産を減少させられないリスクもあります。
③信用二階建てをしましょう
信用二階建てとは、銘柄を現物で買い、その現物株を担保に現物株と同じ銘柄を信用で買うものです。値上がりした場合は、一気に資産が増えてしまいますが、値下がりすれば一気に資産を減らせる最高のチャンスとなります。ひとつの銘柄で現物、信用がダブルで損失拡大させられる素晴らしい投資手法だと思います。
《POINT》逆行した場合、想定以上に資産が増えてしまうリスクも存在しますので注意が必要です。
④長期的に上昇してるので空売りで入ってみる
ある銘柄が長期的に上昇トレンドを継続してるとしましょう。株価は上昇、下降を繰り返すものであり、そろそろ下げに転じるころだろうと安易に空売りを入れてみましょう。すると株価は長期的でかつ、緩やかな上昇トレンドから好材料で一気に上放れしていきました。
上げ足が加速し、どんどん損失が膨らみます。売りは下限があっても上昇は上限がありません。上手くいけば一気に資産を減らせるチャンスです。
《POINT》これも株価が下がってしまった場合、資産が増加してしまうリスクがあります。
このように、資産をなるべく減らすための手法を4つほど紹介させて頂きました。この投資法を行えば順調に資産を減らすことが可能かもしれません。ただ市場は逆行してしまう場合もあるので、資産増加してしまうことへのリスク管理はきちんと行いましょう。
最後に
分かって頂けたとは思いますが、現実世界で実際に資産を減らしたい人はまず、いないと思いますので当記事は「反面教師」の意を込めて執筆させていただきました。
※当記事は投資を斡旋するものではございません。投資は全てにおいて自己責任で行いましょう。
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