◆今日は良く耳にする「増資」がテーマです。
増資=資本の増加、対して減資=資本の減少です。
そして「増資」と「融資」は全く別モノです。
融資は「借入金」なので社債を発行したり、銀行から資金を調達したりするものです。
つまり、増資は資本が増加し、融資は負債が増加します。
①良い増資
いわゆる前向きな増資とは、設備投資やM&Aによる事業拡大など「将来、高利益をもたらす」もの
②悪い増資
いわゆる後ろ向きな増資で、赤字補填の為など、将来の利益に繋がらないもの
◎増資をして発行済み株式数が多くなると「希薄化」となる。
当然、②のように「悪い増資」の場合は、利益が増えるわけでもなく株式数が増えるわけですから、
EPS(1株利益)値が下がるので株は「売られることが多い」です。
しかし、①のように利益増大の為の企業買収など「良い増資」の場合は、
将来的に大幅な利益寄与が想定されますので、株は「買い」と判断されることが多いです。
発行株数の上位では1位にみずほFG=約253億株~50位の三菱自動車=約15億株程です。
これらの企業を見れば一目瞭然ですが「発行株式数が多い」=「株価低迷」では無いことが良くわかると思います。
(以下、参考サイトURL)
http://www.stockboard.jp/flash/sel/?sel=sel539&tech=&st=&ud=&page=1
◆まとめ
実際の株価動向は、いざフタを開けてみないと分からないところはあります。
重要なのは「その増資がメリットとなるのか、デメリットとなるのか」です。
そこを良く考慮して投資を行いましょう。
※当該ブログは投資を斡旋するものではございません。投資は全て自己責任で行いましょう。
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