SMA・EMAって何?
・一般的に多くの投資家が一つの指標として愛用する「SMA」=単純移動平均線
・海外投資家の多くが活用する「EMA」=指数平滑移動平均線
EMA(指数平滑移動平均線)
当方でもよく活用する指標の一つです。EMAはSMAに比べて反応が早く、トレンド分析でもいち早く認識可能です。
日本人投資家の多くはSMAを使用する為、例えばSMAではまだデッドクロスしていないけれど、EMAでは実はDCしていて海外投資家は既に売り始まっている、なんてことも一例として挙げられます。
逆にSMAではデッドクロスしているけれど、それは実は「ダマシ」でEMA等では綺麗に反発なんてことも有り得ます。
そのまた逆で、EMAのほうがダマシなんてことも有り得るのです。
ダマシ
SMAとEMAは、どちらかが劣っているなどというものではありません。「両方」を上手く使っていくと良いでしょう。
SMA=過去の終値の平均から算出され、EMA=SMAよりも直近の値が優先されます。
為替取引でも株式取引でも、よく「ダマシ」という言葉を耳にしませんか!?
このチャートは某企業のある期間のチャート切り取り図です。
始めのゴールデンクロスで買い!と認識した方も多いすがこのGCはダマシの一例です。長期線が下向きで、またしっかりDCしています。
反対に、長期線が上向きなのに、デッドクロスした場合もダマシの可能性が非常に高いです。
この移動平均線の動きを、SMAとEMAの両視点からよく注視することによりダマシの回避がし易くなります。
移動平均線は何日で設定すれば良いの?
その答えは「ありません」。ですが海外投資家等の多くが基準としている最も信頼されている日数は「200日」移動平均線です。
一般的には5日、25日、75日線を使用していれば特に問題もないかと思います。
米国の投資家の多くは【5日・20日】、【10日・40日】といった組み合わせで使用されることが多いです。
【ココで覚えておきたいポイント!】
・25日線と75日線の株価の差が開くと、株価は調整局面に入りやすくなります。
・25日線と75日線が均等なまま上昇した場合は、長期の上昇トレンドとなります。
・75日線が上向きで、25日線が75日線に接近した場合は「押し目」となります。
コメント
コメントを投稿