注目銘柄
《3356》テリロジーはNYKが2018年下半期の注目銘柄として6月6日終値基準で指定した。推奨時株価=495円。その後、調整局面を挟みながらも順調に上昇トレンドを維持し、7月10日には高値=684円まで上伸した。以下が、下半期注目銘柄指定時のメニュー表である。
3356・特選黒毛和牛ロース肉のテリロジーはメインディッシュ的位置づけでもあることがお分かり頂けるだろう。テリロジーはこれからも益々需要が増加するであろうサイバー攻撃等に対する情報セキュリティ分野を手掛ける。2019年期の業績予想は安定の増収増益見込みであるが、NYKではこの予想をやや保守的ではないかと想定している。
というのも、ネット上の脅威に対するセキュリティ分野の需要は想像を超えて増加するのではないかと推測しているからだ。この件も考慮すると、順調にいけば会社予想よりも上方修正着地となったり、思わぬ提携などの好材料も転がり込んでくる可能性が高い。また、テリロジーの時価総額は株価640円にして約100億円と安い。PBRとPERは高い値だが、期待値の高さの表れだろう。
リスクオフも常に考慮
株価が順調に上がっていると、増資による希薄化が発生するリスクがある。なので、どっちつかずの株価展開になった際は一度ポジションを整理しておくのもリスクオフの一環として良いかもしれない。これはどの銘柄にも共通して言えることである。
テクニカル分析
日足チャートは、直近の大幅上昇に対する反動で7月11日前場は売られている。しかし、値を上げて長い下ヒゲを形成するようなら強いが、前日高値を上抜かないと一旦の調整トレンドに入る可能性がある。その際は上昇する25日線を大きく下抜かないことが大切だ。
大まかな流れは週足で判断する。週足の中期線から乖離がやや大きいので注意が必要で、週足MACDを特に注視していてほしい。これが下向いてくるようだと相場が終焉を迎える可能性が高く、逆に維持するようであればまだ生きているということになる。
情報セキュリティ分野の伸長予想などから原則、買いの立ち位置を取るが、チャート、出来高、需給をよく睨みながら短中期的な動きを先読みすることが大切である。方向感欠くときは超短期トレードに留めておくと良いだろう。
※当記事は投資を斡旋するものではございません。投資は全てにおいて自己責任で行いましょう。
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