
提供:NYK
《3808》オウケイウェイヴは6月11日18時15分、IRを発表。金融商品取引業の第一種・第二種の登録並びに商品先物取引業の許可取得をしているプレミア証券の全株式を取得し、完全子会社化へ。

両社の特徴と感謝経済プラットフォーム
プレミア証券は、株式の現物・信用取引、証券取引の「日経225先物」、外国為替取引の「くりっく365」、及び「商品先物取引」の3種類の異なるデリバティブ取引を経験豊富なコンシェルジュ(投資アドバイザー)のサポートを受けながら取引できることを特長としており、すべての金融商品のオンラインならびに対面での総合的取引ができる証券会社を目指し、事業を展開している。
同社が運営するQ&Aサイト「OKWAVE」には投資や資産運用に関する5万件以上の質問がユーザーから投稿されているという。また、本年4月より「OKWAVE」上で良い質問や回答をし、他者から感謝されるほどより報われるような社会の実現を目指した「感謝経済プラットフォーム」の構築を開始しており、これは「OKWAVE」のユーザー同士が感謝の気持ちとして贈ることができるサイト内トークン「OK-チップ」と、ユーザーが他者からどのくらい感謝されているかをスコア化した「感謝指数」を特徴としている。

この「感謝指数」を外部企業が利活用できる仕組みの提供を本年7月に開始予定としており、「感謝経済プラットフォーム」に様々な企業が参画することを目指す。
プレミア証券の完全子会社化は、同社のデリバティブ取引の経験豊富なコンシェルジュが専門家回答者として「OKWAVE Professional」や「非公開Q&A」に参画することで「OKWAVE」ユーザーの潜在的な金融商品への投資の関心を高め、ニーズに応えていくこと、ならびに同社が「感謝経済プラットフォーム」のパートナーとして「感謝指数」の活用等のユースケースを協業しプラットフォーム拡大に寄与していくことを目的としたもの。
双方にメリット
プレミア証券側としては、年間7,000万人が利用する「OKWAVE」との連携により、新規顧客の獲得機会が得られ、金融商品の販売拡大が期待できる。グループのさらなる収益拡大を図れるのだ。
プレミア証券株式会社について
プレミア証券株式会社は、2005年1月に設立され、多くのお客様に開かれた総合的な取引の実現を目指し、投資のコンシェルジュともいえる相場のスペシャリストを揃え、ワンストップで「株」、「FX」、「商品」のすべてについて、タイムリーで質の高い情報を提供。昨年、客本位の業務運営に関する基本方針を策定、客のニーズや当社の業務実態等を勘案して適宜見直すとともに、定期的に取り組み状況を公表することで、さらなる客本位のサービス向上に努めている。

NYKコメント
当該事案により、オウケイウェイヴ社は更なる飛躍を進むことと見受ける。市場の評価は株価に表れるが、明日からの投資家の反応をじっくりと見極めていきたい。
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