◆1月末のトランプ大統領発言
「日本と中国は通貨切り下げで市場を手玉に取った」
「中国と日本はマーケットを仕組んでいる」
など、日本円、人民元の他、ユーロに対し批判
しかし「強いドル政策」については否定せず
・ドル円相場のマーケットを仕組んでいると批判している割に、自身がドル安政策をとれば「ミイラ取りがミイラに」状態である。
・批判している内容と自身の政策が合致しないのである。
・米経済活性化=ドル高は避けては通れないだろう
◆2月10日に「日米首脳会談」
・安倍首相とトランプ大統領は、大統領就任後初めてとなる「日米首脳会談」の予定を2月10日のスケジュールで合意した。
・トランプ大統領はTPPに代わる2国間の通商協定交渉に入る姿勢を示しており、「通商問題」を含めた日米経済関係を首脳会談の議題とすることも合意。
・日本側が円安ドル高の米経済への好影響を示すこと、それ以外での経済貢献の理解を得ることができれば、なお好環境に
◆現状は大幅な「ドル安・円高」
・1月末のマーケットは115.372円を付けたのち112円台前半まで下落という、下げ幅が「3円超え」の異常な下落となっている
・1ドル=120円以下は「円高」と認識しても良いだろう
◆市場は「感覚麻痺」している!?
為替市場では、2016年末~の急激なドル買い急伸を「急速に円安が進んだ」としているが、「ただ、まともな水準に戻しただけ」である。ただ、円安が進んだと錯覚するのも無理はない話で、それ以前まで1ドル=100円付近であった。
これが「異常」だったのである。なお、120円以上でも全く「円安」だとは思わない。むしろ当然の価格である。
◎黒田日銀総裁、アメリカ第一主義に対し
「保護主義的な政策は、世界貿易を縮小させたり、世界経済の成長を減速させる懸念があるが、自由貿易の重要性は広く認識されているので保護主義が広がる可能性は少ないとみている」と発言
◎麻生副総理
「しばらくはドル高、円安傾向が続くだろう」
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