◆日足単純移動平均線(SMA)
(短期=5、中期=20、長期=40)
大方横ばい推移の短期線に対し、中・長期線はデッドクロスから右肩下がりの非常に弱気のチャートだ。
少し前は記事でも書いた通り、反転上昇の兆しがありました。しかし海外情勢の悪化と共に下押しされている。
現在もシリア、北朝鮮を取り巻く懸念、米国からの貿易を巡る圧力懸念、フランス大統領選・・・等、懸念材料が多い。
しかしチャートでも分かるように110円台の下壁はとても厚く底値が堅いのも事実。
逆に上値は118円台を上抜け出来ておらず、上昇は物足りなさを感じる。
ここからゴールデンクロスしたとしても、中・長期線が右肩下がりである以上ダマシの可能性もあるので注意。
ただ、GCから両線も上向いてくるようなら上昇トレンド化するだろう。
◆日足一目均衡表
一目均衡表では下抜けし易い右肩上がりの雲を経て、ローソク足は雲下で推移。
しかし雲のねじれから右肩下がりの雲に変化したことで、再度雲の上抜けを試す機会もありそう。
平衡している雲は抜けづらい為、薄いところを狙ってくるか。
ただ、前述した通り海外の「状況」が悪い方向に一変すれば、テクニカルは当てにならない。
よく、最新のニュースを取り入れながらテクニカルと併用し判断しよう。
いすれにせよ現在、日本円は買われ過ぎている。いずれそれが一気に売りに走った場合、反動の上昇は大きいかもしれない。
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