◆2017年5月31日18時
同社は「The Prospect Japan Fund Limitedを完全子会社化するための友好的な買収手続き開始の合意」IRを発表。
TPJFの取締役会も全会一致で合意したものである。
◆買収するTPJFの大株主の面々
・Lazard Asset Management
・1607 Capital Partners
・CG Asset Management
などの面々が大株主に名を連ねる
◆今回の買収はプロスペクトを大きく変える
・無借金経営であるTPJFの買収により、当社グループ連結における自己資本の大幅な強化が見込まれるため、
借入調達余力の拡大により成長戦略を加速させる
・当該投資対象企業の株式を売却する場合にも、当該株式売却により得られた資金を更なるM&A戦略や次世代エネルギー事業投資等に振り向けることで成長戦略を加速できる
・TPJFの投資ポートフォーリオは不動産・金融・建設関連の成長余力を持つ企業を中心に形成されており、
当社の掲げる M&A 戦略における対象セグメントと合致していることから、
TPJFの投資対象企業には有力な事業パートナー候補となり得る企業が含まれていると判断しており、
当該事業パートナー候補との個別の対話を通して、幅広い分野においてアライアンスやシナジーの機会を見出すことができる
→TPJFの保有する主な日本株
・福島第二地銀2行(大東銀行、福島銀行)
・プロスペクト
・丸八倉庫
・長野銀行
etc
◆事業基盤強化により今後の成長戦略は加速するだろう
・再生可能エネルギー関連ではメガソーラー事業に引き続き、バイオマス分野も視野に。ロシア林業大手のRFPグループと木質ペレット(木質バイオマス)案件で覚書締結済み。木質バイオマスは林野庁のすすめる国策と合致。
・ハワイ・ホノルルの大型開発案件(コンドミニアム)が好調で業績寄与。
・子会社の機動建設工業は、地下推進工事のエキスパート。無電柱化に伴う送電線類地中化技術を保有しており、国策と合致。その他にも高い技術力を誇る。
・子会社のササキハウスは住宅用VR(バーチャルリアリティー)導入など先端技術も取り入れ評判上々の様子。
・前期に引き続き今期も配当3円予想継続
などなど思惑も含め、期待値が高い企業です。
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